2009年6月15日月曜日

「誤解のないように聞いてくれ」→レアなずっこけと長い日記

八百屋でキャベツを買ったら「余ってるから」とお漬け物をいただき、ほくほく家路につく俺。
しかし、家をあけていた一瞬の隙をついてヤツが出てきたらどうしようと少し不安になる…
帰って即座にチェックするも、生ゴミ捨ててたし全然大丈夫だと確認。一息ついてから、蒸し蒸ししていたので空気を入れ替えることにした。

すると、窓を開けた途端、上からバカでかい蜘蛛が降下してきた。自然界で訓練された無駄のない動きで
悲鳴を出して背中から転げる僕。「うわあっ」って声が出る。テーブルの上のキャベツがホコリを巻き取りながら床を転がっていく…

しかしデカイ。自分の手が一人でわさわさ動いている感じだ。カニっぽい容貌だし。
僕は自分の中で、何があっても蜘蛛だけは殺さないというルールを決めている。ちっちゃい蜘蛛はもちろん殺さない。
小さいころに木登りの最中に同じようにデカイ蜘蛛を見つけて、絶叫と共に乗っていた枝を折って頭から落ちたトラウマもあって。

しかも卵をお腹に抱えているみたいで、急に可哀想に思えてくる。全ての兵士が殺意を持って戦地に赴くことがないように、彼女もまた被害者だった。
僕は別の窓を開けて、逃がしてあげた。
蜘蛛はわさわさ動きながら逃げていく。

「ありがとう」…そう聞こえた気がした。

間もなく、ベランダに置いてあった僕の靴の中に入っていく彼女。


(あれ?)


僕は背筋にぞくっと寒気を感じながら窓をすぐに閉めた。


追記。
その後、連日の徹夜とライブでボロボロになった体を別府の家近くの温泉へ癒しに行く。
しかし、癒されるどころか冷たいと皮膚が感じる程の熱さになっている温泉にびっくり。解れるどこか何故かエンジンが入るドM状態に。
いつも上がった後、隣の公園のブランコをきが済むまで無心にこぐのが大好きなのだけど、今日は一段と風が心地よく感じられた
清志郎の「キモチE」が身体の中で流れてる感じ。


家で黒ビール(ただのコーラ)でまったり。

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